首の可動域を広げる方法とは?原因や効果的なストレッチ、日常で気をつけるポイントも徹底解説!

「首の可動域を広げる方法が知りたい!首が回らなくなってきたけど、どうすれば改善できるの?」

デスクワークやスマホの使いすぎで、首の動きが悪くなったと感じている方は多いのではないでしょうか。

首の可動域が狭くなると、振り向きにくくなったり肩こりがひどくなったりと、日常生活にも支障をきたします。

首の可動域が狭くなる原因は?
首の可動域を広げる効果的な方法を知りたい!
日常生活で気をつけるべきポイントは?

など、首の可動域について知りたいこともあるでしょう。

そういうわけで今回は、『首の可動域を広げる方法』を中心に、原因や効果的なストレッチ、エクササイズについてお伝えしていきます!

日常生活で気をつけるべきポイントについても取り上げていくので、ぜひ参考にしてみてください!

目次

首の可動域が狭くなる原因とは?

首の可動域を広げる前に、まずは狭くなってしまう原因について知っておくことが大切です。

原因を理解することで、より効果的な対策が取れるようになります。

長時間の同じ姿勢

まず挙げられるのが、長時間同じ姿勢を続けることです。

デスクワークやスマホの操作で前かがみの姿勢が続くと、首の筋肉が緊張し続けてしまいます。

なぜなら、前かがみの姿勢では首が常に前方に傾いた状態になり、首の後ろ側の筋肉に大きな負担がかかるからです。

この状態が続くと筋肉が硬くなり、首の可動域が徐々に狭くなっていきます。

筋肉の緊張と血行不良

続いて、筋肉の緊張と血行不良も大きな原因となります。

ストレスや寒さによって首周りの筋肉が緊張すると、血流が悪くなり筋肉が硬直してしまうのです。

実際、筋肉が硬くなると柔軟性が失われ、可動域が制限されてしまいます。

また、血行不良によって酸素や栄養が筋肉に十分届かなくなることも、首の動きを悪くする要因です。

加齢による影響

そして、加齢も首の可動域に影響を与えます。

年齢とともに関節や筋肉の柔軟性が低下し、首の動きが制限されやすくなるのです。

ただ、適切なケアを続けることで、年齢に関係なく首の可動域を維持・改善できます。

諦めずに日々のストレッチやエクササイズを取り入れていくことが重要です!

首の可動域を広げる効果的なストレッチ5選

ここからは、首の可動域を広げるための効果的なストレッチを5つご紹介していきます。

どれも自宅で簡単にできるものばかりなので、ぜひ試してみてください!

①首の前後ストレッチ

先ずおすすめしたいのが、首の前後ストレッチです。

このストレッチは首の前後の可動域を広げるのに効果的で、デスクワークの合間にも気軽に行えます。

やり方は簡単で、まず背筋を伸ばして座り、ゆっくりと顎を引いて首を前に倒していきます。

そのあと、今度は顎を上げて天井を見るように首を後ろに倒してみてください。

この動きを各10秒ずつ、3回繰り返すことで首の前後の筋肉がほぐれていきます。

ただし、無理に動かすと首を痛める可能性があるので、痛みを感じない範囲で行うことが大切です!

②首の左右ストレッチ

次に取り上げるのが、首の左右ストレッチです。

このストレッチは首の側面の筋肉をほぐし、左右の可動域を改善するのに役立ちます。

まず背筋を伸ばして座り、右手を頭の左側に置いてみてください。

そして、右手で優しく頭を右側に倒していき、首の左側が伸びているのを感じながら15秒キープします。

反対側も同様に行い、左右各3回ずつ繰り返すことで、首の側面の柔軟性が高まっていくのです。

このとき、肩が上がらないように注意しながら行ってみてください!

③首の回旋ストレッチ

続いては、首の回旋ストレッチをご紹介していきます。

このストレッチは首を回す動きの可動域を広げるのに最適で、振り向く動作がスムーズになります。

やり方としては、まず正面を向いた状態から、ゆっくりと顔を右に向けていってください。

できるだけ遠くを見るイメージで、無理のない範囲で首を回し10秒キープします。

左側も同じように行い、左右各5回ずつ繰り返すことで、首の回旋可動域が徐々に広がっていくのです。

焦らずゆっくりと動かすことが、効果を高めるポイントになります!

④肩甲骨ストレッチ

実は、肩甲骨のストレッチも首の可動域を広げるのに効果的です。

なぜなら、肩甲骨周りの筋肉と首の筋肉は連動しているため、肩甲骨をほぐすことで首の動きも改善されるからです。

両手を肩に置き、肘で大きな円を描くように前後にゆっくり回してみてください。

前回し10回、後ろ回し10回を1セットとして、1日2〜3セット行うことをオススメします。

このストレッチによって肩周りの血行が良くなり、結果的に首の可動域も広がっていきます。

肩こりの改善にも効果的なので、ぜひ習慣にしてみてください!

⑤胸鎖乳突筋ストレッチ

最後にご紹介するのが、胸鎖乳突筋のストレッチです。

胸鎖乳突筋とは、耳の後ろから鎖骨にかけて走っている首の前側の筋肉のこと。

この筋肉が硬くなると首の回旋や側屈の動きが制限されるため、しっかりとほぐしていく必要があります。

やり方は、まず顔を右に向けて左手で左の鎖骨あたりを軽く押さえてみてください。

そのまま顔を斜め上に向けて、左の首筋が伸びているのを感じながら15秒キープします。

反対側も同様に行い、左右各3回ずつ繰り返すことで、首の可動域が大きく改善されていくのです!

首の可動域を広げるエクササイズ3選

ストレッチに加えて、首周りの筋肉を鍛えるエクササイズも取り入れていきましょう。

筋力をつけることで、首の可動域をより効果的に広げられます!

①アイソメトリックエクササイズ

先ずおすすめしたいのが、アイソメトリックエクササイズです。

これは首の筋肉を動かさずに負荷をかけるトレーニングで、首を痛めるリスクが低いのが特徴です。

まず片手を額に当て、頭で手を押すようにして5秒間力を入れてみてください。

このとき、実際に首を動かさず、筋肉に力を入れるだけにとどめることがポイントになります。

前後左右すべての方向で行い、各方向5回ずつ繰り返すことで首の筋力が強化されていきます。

首の安定性が高まることで、可動域も自然と広がっていくのです!

②首の筋力トレーニング

次に、タオルを使った首の筋力トレーニングをご紹介していきます。

このエクササイズは首の筋肉をバランスよく鍛えられるため、可動域の改善に効果的です。

タオルを頭の後ろに回し、両手で前方に引っ張りながら、頭は後ろに押し返すように力を入れてみてください。

10秒間キープしたら力を抜き、これを5回繰り返します。

同様に、タオルを額に当てて前後の力を拮抗させる動きも行ってみてください。

このように、首の筋肉を段階的に鍛えることで、可動域が広がりやすくなります!

③肩回しエクササイズ

そして、肩回しエクササイズも首の可動域を広げるのに役立ちます。

肩と首は密接に関係しているため、肩の動きを改善することで首の可動域にも良い影響を与えるのです。

両腕を体の横に垂らした状態から、肩を大きくゆっくりと前後に回してみてください。

前回し20回、後ろ回し20回を1セットとして、1日3セット行うことをオススメします。

肩周りの血行が促進され、首の筋肉もほぐれていきます。

デスクワークの合間に取り入れることで、首の可動域を維持しやすくなるでしょう!

日常生活で首の可動域を広げるために気をつけるポイント

ストレッチやエクササイズに加えて、日常生活での心がけも首の可動域を広げるには重要です。

ここでは、毎日の生活で意識したいポイントをお伝えしていきます!

正しい姿勢を意識する

まず大切なのが、日頃から正しい姿勢を意識することです。

デスクワークをするときは、モニターを目線の高さに調整し、背筋を伸ばして座るようにしてみてください。

スマホを見るときも、できるだけ顔の高さまで持ち上げて、下を向く時間を減らすことが重要です。

実際、正しい姿勢を保つことで首への負担が大幅に軽減され、可動域の低下を防げます。

最初は意識的に行う必要がありますが、習慣化すれば自然と正しい姿勢が身につくでしょう!

こまめに休憩を取る

次に、長時間同じ姿勢を続けないことも大切です。

1時間に1回は立ち上がって軽く体を動かし、首や肩をほぐす時間を作ってみてください。

そうすることで筋肉の緊張がほぐれ、血行も改善されていきます。

ただし、忙しいときはつい休憩を忘れがちになるので、タイマーをセットするなどの工夫をすることをオススメします。

こまめな休憩が、首の可動域を保つ秘訣なのです!

適度な運動を習慣にする

そして、適度な運動を日常に取り入れることも効果的です。

ウォーキングや水泳など、全身を動かす運動は首周りの血行を促進し、筋肉の柔軟性を高めてくれます。

また、運動することでストレスも解消され、筋肉の緊張緩和にもつながるのです。

週に2〜3回、30分程度の運動を続けることで、首の可動域を維持しやすくなります。

無理のない範囲で、楽しみながら続けられる運動を選んでみてください!

入浴で体を温める

さらに、毎日の入浴も首の可動域を広げるのに役立ちます。

なぜなら、湯船にゆっくり浸かることで血行が良くなり、筋肉がほぐれやすくなるからです。

38〜40度のぬるめのお湯に15〜20分程度浸かることをオススメします。

入浴中に首をゆっくり回したり、肩を上げ下げしたりすると、さらに効果的です。

このように、体を温めることで首の筋肉の柔軟性が高まり、可動域も広がりやすくなります!

枕の高さを見直す

最後に、枕の高さを見直すことも重要なポイントです。

高すぎる枕や低すぎる枕は、首に負担をかけて可動域を狭める原因になります。

理想的な枕は、仰向けに寝たときに首のカーブが自然に保たれる高さのもの。

横向きに寝たときは、首から肩のラインがまっすぐになる高さが適切です。

自分に合った枕を選ぶことで、睡眠中の首への負担が軽減され、首の可動域を保ちやすくなるでしょう!

まとめ

今回は『首の可動域を広げる方法』について、原因やストレッチ、エクササイズ、日常生活でのポイントをお伝えしてきました。

首の可動域が狭くなる主な原因は、長時間の同じ姿勢や筋肉の緊張、加齢などです。

そのため、効果的なストレッチやエクササイズを日常に取り入れることが大切になります。

また、正しい姿勢を意識したり、こまめに休憩を取ったりするなど、日常生活での心がけも重要です。

首の可動域を広げることで、肩こりや頭痛の改善にもつながります。

今日からできることばかりなので、ぜひ取り組んでみてください!

継続することで、きっと首の動きがスムーズになっていくはずです。

無理をせず、自分のペースで続けていくことをオススメします!

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