「SNSを見ると、なんだか疲れてしまう……」
そんな感覚を抱えながらも、つい手が伸びてしまうという方は多いのではないでしょうか。
SNSは便利で楽しいツールですが、使い方によっては人間関係や情報量の多さが負担になり、知らず知らずのうちに疲れをためてしまうことがあります。
この記事では、SNSに疲れてしまう原因と、無理なく距離を取るための具体的な対策をお伝えしていきます。
自分に合った付き合い方が見つかれば、SNSとの関係もぐっと楽になっていくはずです!
SNSに疲れたと感じるのはなぜ?まずは自分が疲れている原因を知ろう
「なんとなくSNSがしんどい」
そう感じていても、原因がはっきりしないまま過ごしている方も多いでしょう。
ここでは、SNS疲れを引き起こす主な原因を、5つの視点から取り上げていきます。
SNSの情報量が多すぎて頭が疲れてしまう
そもそも、SNSには膨大な情報が絶え間なく流れてきます。
というのも、タイムラインには友人の投稿だけでなく、ニュースや広告、見知らぬ人の意見までが次々と表示されるからです。
例えば、少し画面を開いただけのつもりが、気づけば数十件もの投稿を目にしていたという経験はないでしょうか。
このように、情報量の多さそのものが、脳に負担をかけてしまう原因になっています。
他人の生活や成功と自分を比較して落ち込んでしまう
また、SNSでは他人の生活や成功が目に入りやすく、自分と比較して落ち込んでしまうこともあります。
華やかな投稿を見るたびに、「自分は何もできていない」という気持ちが強くなってしまうからです。
実際、旅行やお祝いごとなど、良い出来事ばかりが投稿されている場合がほとんどです。
SNS上の情報は、あくまで一部を切り取ったものにすぎません。
他人の人生と自分の人生を比べることには、そもそも大きな意味がないと言えます。
「いいね」やコメント、返信などSNS上の人間関係に気を遣う
そして、「いいね」やコメント、返信など、SNS上の人間関係に気を遣いすぎてしまう方も少なくありません。
相手にどう思われるかを常に意識してしまうと、気持ちが休まらなくなるからです。
例えば、返信のタイミングやコメントの内容に悩んでしまい、思った以上に時間を使ってしまうこともあるでしょう。
SNS上の関係にまで気を配りすぎると、心はどんどん消耗していきます。
SNSをやめたいのに気になって何度も見てしまう
「もうSNSはいいや」と思っていても、気になって何度も見てしまうという方もいるでしょう。
通知や更新の可能性が気になり、確認せずにはいられなくなるからです。
例えば、寝る前に「あと1回だけ」と開いたつもりが、気づけば長時間見続けていたということもあるはずです。
このように、やめたい気持ちと見てしまう行動のあいだで葛藤することも、疲れの一因になっています。
投稿への反応やフォロワー数などを気にしすぎてしまう
さらに、自分の投稿への反応やフォロワー数を気にしすぎてしまう場合もあります。
数字として結果が見えるからこそ、一喜一憂しやすくなるからです。
「いいね」の数が少ないだけで落ち込んでしまう、というケースも珍しくありません。
反応や数字を気にする習慣が続くと、SNS自体がストレスの原因になってしまいます。
SNSとの距離感はどう決める?疲れ方に合わせた無理のない調整方法
SNS疲れを解消するためには、いきなりやめるのではなく、まず自分に合った距離感を探ることが大切です。
ここでは、無理なく調整するための考え方を取り上げていきます。
まずは「SNSを何のために使っているか」を整理する
距離感を決める前に、まず「SNSを何のために使っているか」を整理してみてください。
目的が曖昧なままだと、なんとなく開いて疲れてしまうという状態から抜け出しにくいからです。
例えば、「友人との連絡」「情報収集」「暇つぶし」など、目的ごとに分けて考えてみましょう。
使う目的をはっきりさせることで、必要な部分と手放せる部分が見えてきます。
見る・投稿する・交流するなど負担になっている行動を切り分ける
次に、「見る」「投稿する」「交流する」など、負担になっている行動を切り分けてみてください。
すべてを一括りにしてしまうと、どこに疲れの原因があるのか分かりにくくなるからです。
例えば、投稿は苦にならないけれど、他人の投稿を見ることが疲れるという場合もあるでしょう。
行動ごとに分けて考えると、対策すべきポイントがはっきりしてきます。
SNSを完全にやめずに「見る時間」や「頻度」を減らす
SNSを完全にやめるのが難しい場合は、「見る時間」や「頻度」を減らすことから始めてみてください。
少しずつ減らすほうが、無理なく続けやすいからです。
例えば、1日に何度も開いていたタイミングを、朝と夜の2回だけに絞るという方法もあります。
頻度を調整するだけでも、SNSとの付き合い方はぐっと軽くなっていくでしょう。
疲れが強いときは数時間・数日だけSNSから離れてみる
疲れが強いと感じるときは、数時間から数日だけ、思い切ってSNSから離れてみてください。
一時的に距離を置くことで、心身のリセットにつながるからです。
例えば、週末だけアプリを開かないと決めておくだけでも、気持ちが軽くなる方は多いです。
短期間の休止は、無理のない距離の取り方のひとつだと言えます。
SNS疲れを減らす具体的な対策!通知・ミュート・見る時間を見直そう
ここからは、SNS疲れを減らすためにすぐ実践できる具体的な対策を取り上げていきます。
どれも手軽に始められるものばかりなので、気になるものから試してみてください。
SNSの通知をオフにして自分のペースを取り戻す
まずは、SNSの通知をオフにして、自分のペースを取り戻してみてください。
通知が来るたびに気を取られていると、集中力や心の余裕が削られてしまうからです。
通知をオフにするだけで、SNSを開くタイミングを自分で選べるようになります。
このひと工夫だけでも、SNSに振り回される感覚は減っていくでしょう。
ミュート機能で見たくない投稿を無理なく避ける
見たくない投稿がある場合は、ミュート機能を使って無理なく避けてみてください。
ブロックとは異なり、相手に気づかれずに距離を取れるからです。
苦手なジャンルの話題や、疲れる投稿を目にする機会が減るだけでも、精神的な負担は軽くなります。
ミュートは、関係を壊さずに距離を取れる便利な機能だと言えます。
フォローや情報源を整理して情報量を減らす
また、フォローしているアカウントや情報源を整理して、情報量そのものを減らしてみてください。
必要以上に情報が入ってくると、それだけで頭が疲れやすくなるからです。
本当に見たいアカウントだけを残し、興味が薄れたものは思い切ってフォローを外してみましょう。
情報の入り口を整理することは、疲れにくいSNS環境をつくる第一歩です。
SNSを見る時間帯や1日の使用時間を決める
SNSを見る時間帯や、1日の使用時間をあらかじめ決めておいてみてください。
だらだらと見続けてしまう状態を防げるからです。
例えば、「使用時間は1日30分まで」と決めておくだけでも、使い方に区切りがつきやすくなります。
時間を決めることは、SNSに振り回されないための効果的な工夫です。
寝る前はSNSを見ないなど「SNSを開かない時間」を作る
そして、寝る前はSNSを見ないなど、あえて「SNSを開かない時間」を作ってみてください。
寝る直前まで情報を浴びていると、脳が興奮した状態のまま眠りにつくことになるからです。
寝る1時間前からはスマホを別の部屋に置く、という方法を取り入れている方もいます。
SNSを開かない時間を意識的に作ることは、心と体を休ませることにつながります。
SNSの人間関係に疲れたら?相手を傷つけずに距離を取る方法
SNS疲れの中でも、特に多いのが人間関係にまつわる悩みです。
ここでは、相手を傷つけずに距離を取るための方法を取り上げていきます。
すぐに返信しなくてもいいと決めてSNSでの義務感を減らす
まずは、「すぐに返信しなくてもいい」と自分の中で決めて、義務感を減らしてみてください。
即レスを続けていると、常にSNSに気持ちが縛られてしまうからです。
返信は都合の良いタイミングで問題ないと考えるだけでも、気持ちはずいぶん楽になるでしょう。
義務感を手放すことは、人間関係の疲れを減らす第一歩です。
友人や知人の投稿は「ミュート」で関係を切らずに距離を取る
友人や知人であっても、投稿を見るのが疲れる場合は、ミュートで関係を切らずに距離を取ってみてください。
フォローを外したり、ブロックしたりすると、相手との関係にひびが入る可能性があるからです。
ミュートであれば、表面上の関係を保ちながら、自分の心を守ることができます。
無理に関係を断たなくても、距離を取る方法はきちんと用意されています。
無理に「いいね」やコメントを返さなくてもいい
また、すべての投稿に「いいね」やコメントを返す必要はありません。
反応を義務のように感じてしまうと、SNS自体が負担になってしまうからです。
気が向いたときだけ反応する、というくらいの距離感でも十分だと言えます。
反応する・しないを自分で選べる状態にしておくことが大切です。
SNS上の付き合いと現実の人間関係を分けて考える
そして、SNS上の付き合いと、現実の人間関係は分けて考えてみてください。
SNSでのやり取りだけで関係の良し悪しを判断すると、必要以上に疲れてしまうからです。
実際に会って話せる関係があるなら、SNS上でのやり取りが少なくても問題はないでしょう。
このように区別して考えることで、SNSへの依存度も自然と下がっていきます。
嫌がらせや強いストレスを感じる相手とはさらに距離を取る
嫌がらせや強いストレスを感じる相手に対しては、ミュートよりも一歩踏み込んだ対応を取ってみてください。
我慢を続けると、心への負担が大きくなってしまうからです。
ブロックや通報など、SNSに用意されている機能を積極的に活用してみましょう。
自分を守るための距離の取り方に、遠慮は必要ありません。
SNSをやめるべき?SNS断ち・休止を検討するタイミングと注意点
ここでは、SNS断ちや休止を検討したほうがよいタイミングと、その際の注意点を取り上げていきます。
SNSを見ると毎回気分が落ち込むなら一度離れてみる
SNSを見るたびに気分が落ち込むと感じるなら、一度しっかり離れてみてください。
毎回ネガティブな感情が生まれる状態は、心にとって大きな負担になるからです。
数日間アプリを開かないだけでも、気持ちの変化を実感できる場合があります。
落ち込みが続くようなら、無理に使い続ける必要はありません。
睡眠や仕事、家族との時間に影響しているなら使い方を見直す
SNSの利用が、睡眠や仕事、家族との時間に影響しているなら、使い方そのものを見直してみてください。
日常生活に支障が出ている状態は、すでにバランスが崩れているサインだからです。
例えば、寝不足が続いていたり、目の前の人との会話がおろそかになっていたりする場合は注意が必要です。
生活への影響が見えたときこそ、使い方を見直すタイミングだと言えます。
SNS断ちをするときは代わりに楽しめることを用意する
SNS断ちをする際は、代わりに楽しめることをあらかじめ用意しておいてみてください。
何も代わりがないと、手持ち無沙汰になり、結局SNSに戻ってしまいやすいからです。
読書や散歩、趣味の時間など、SNS以外で満足できる過ごし方を見つけておきましょう。
代わりの楽しみがあることで、SNS断ちも続けやすくなります。
SNSを完全にやめるのではなく期間限定で休む方法もある
SNSを完全にやめるのが不安な場合は、期間限定で休むという方法もあります。
「一生やめる」と決めてしまうと、かえってハードルが高く感じられるからです。
「1週間だけ」「今月だけ」など、期間を区切って休むだけでも十分な効果が期待できます。
このように、休止期間を決める方法なら、無理なく取り組んでいけるでしょう。
仕事や連絡でSNSが必要な場合は必要な機能だけ残す
仕事や連絡のためにSNSが手放せない場合は、必要な機能だけを残してみてください。
すべてを断つ必要はなく、負担になっている部分だけを減らせば十分だからです。
例えば、連絡用のアプリは残しつつ、タイムラインを眺めるアプリだけ休止するという方法もあります。
必要な部分と不要な部分を分けることで、無理のないSNS断ちが実現できます。
SNSに振り回されないために!疲れを繰り返さないSNSとの付き合い方
最後に、SNS疲れを繰り返さないための考え方を取り上げていきます。
「見たい」と「見なければ」という義務感を区別する
SNSを開くとき、「見たい」という気持ちなのか、「見なければ」という義務感なのかを区別してみてください。
義務感で開いている場合ほど、疲れがたまりやすいからです。
「見なければ」と感じたときは、あえて開かない選択をしてみるのもよいでしょう。
自分の気持ちを区別する習慣が、SNS疲れの予防につながります。
SNSを見た後の自分の気分を距離感を決める基準にする
SNSを見た後、自分がどんな気分になっているかを、距離感を決める基準にしてみてください。
気分が沈む頻度が高いアカウントや使い方は、見直すべきサインだからです。
逆に、見た後に元気をもらえるようなアカウントであれば、無理に距離を取る必要はありません。
自分の感情の変化に目を向けることが、ちょうどよい距離感を見つける近道です。
他人の投稿ではなく自分の生活を基準にSNSを使う
SNSを使う際は、他人の投稿ではなく、自分の生活を基準にしてみてください。
他人を軸にしてしまうと、比較や焦りから逃れられなくなるからです。
「自分は今、心地よく過ごせているか」を基準に考えると、SNSとの距離感も自然と定まっていきます。
自分の生活を中心に据える意識が、疲れにくい使い方につながります。
定期的にフォローや通知を整理してSNS環境を整える
そして、定期的にフォローや通知を整理して、SNS環境そのものを整えてみてください。
一度整理しても、時間が経つと再び情報過多になりやすいからです。
月に一度など、見直すタイミングを決めておくと、負担の少ない環境を保ちやすくなります。
環境を整え続けることが、長くSNSと付き合っていくコツです。
SNSを使う時間より「SNSを使った後どう感じるか」を大切にする
最後に、SNSを使う時間の長さより、「使った後にどう感じるか」を大切にしてみてください。
時間の長さだけでは、心への負担は測れないからです。
短時間でも疲れを感じるなら見直しが必要ですし、長めに使っても心地よければ問題はありません。
「使った後の自分」を基準にすることで、無理のないSNSとの付き合い方が続けられます。
まとめ
ここまで、SNSに疲れてしまう原因と、無理なく距離を取るための対策についてお伝えしてきました。
SNS疲れは、情報量の多さや他人との比較、人間関係への気疲れなど、さまざまな要因から生まれます。
だからこそ、通知やフォローの整理、見る時間の調整など、できるところから少しずつ対策していくことが大切です。
完全にやめる必要はありません。
自分にとって心地よい距離感を見つけて、SNSと無理なく付き合っていってみてください!
コメント