脂質の摂り方を見直すポイントまとめ|減らすだけでなく”質”を整えて健康改善

「脂質を減らしているのに、なかなか健康状態が良くならない……」

そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

実は脂質は、単純に減らせばいいというものではありません。
この記事では脂質の正しい選び方と、質を重視した摂り方のポイントをお伝えしていきます。

体に良い脂質を適切に摂ることで、健康的な体を手に入れていきましょう!

目次

脂質は減らすより「選び直す」が重要な理由

まず、なぜ脂質を減らすだけではなく「選び直す」ことが大切なのか、お話ししていきます。

脂質に対する正しい理解があれば、食生活の改善もスムーズに進むはずです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。

脂質が体に果たす役割

脂質は、体のエネルギー源として欠かせない栄養素です。

なぜなら、脂質は1gあたり9kcalと高いエネルギーを持ち、効率的に体を動かす燃料になるからです。

さらに、細胞膜の材料になったり、ホルモンの生成を助けたり、脂溶性ビタミンの吸収を促進したりと、多くの重要な働きを担っています。
また、体温を保つための断熱材としての役割や、内臓を守るクッションの役割もあるのです。

したがって、脂質を極端に減らすと、これらの機能が正常に働かなくなる恐れがあります。

このように、脂質は体にとって必要不可欠な栄養素と言えるでしょう!

摂りすぎと不足のリスク

脂質は、摂りすぎても不足しても健康に悪影響を及ぼします。

というのは、過剰摂取は肥満や生活習慣病のリスクを高め、不足すると肌荒れやホルモンバランスの乱れを引き起こすからです。

実際、脂質を摂りすぎると血液中のコレステロール値が上がり、動脈硬化や心臓病の原因になります。
一方で、脂質が不足すると肌の乾燥やシワが増え、疲れやすくなったり、集中力が低下したりすることもあるのです。

また、女性の場合は生理不順や無月経につながる可能性もあります。

バランスよく適量を摂ることが、健康維持には最も大切です!

正しく摂れば健康に役立つ理由

質の良い脂質を適切に摂れば、むしろ健康増進に役立ちます

なぜなら、体に良い脂質は悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす働きがあるからです。

例えば、オメガ3脂肪酸を含む魚油は、血液をサラサラにして心臓病や脳卒中のリスクを下げることが知られています。
さらに、良質な脂質は満腹感を持続させるため、食べ過ぎを防いで体重管理にも効果的でしょう。

また、脳の60%は脂質でできているため、良質な脂質の摂取は記憶力や集中力の向上にもつながります。

このように、脂質は「減らす」のではなく「選び直す」ことが重要なのです!

見直すべき脂質の種類と特徴

次に、脂質の種類とそれぞれの特徴についてご紹介していきます。

脂質には良いものと悪いものがあり、その違いを知ることが健康的な食生活の第一歩になります。
具体的に見ていきましょう。

控えたい脂質の代表例

健康のために控えるべき脂質は、トランス脂肪酸と過剰な飽和脂肪酸です。

というのは、これらの脂質は悪玉コレステロールを増やし、心臓病のリスクを高めるからです。

トランス脂肪酸は、マーガリンやショートニング、市販の焼き菓子やスナック菓子に多く含まれています。
また、飽和脂肪酸は肉の脂身やバター、生クリームなどの動物性脂肪に豊富です。

ただし、飽和脂肪酸は完全に避ける必要はなく、摂りすぎに注意すればよいでしょう。

一方、トランス脂肪酸はできる限り避けることをオススメします!

積極的に摂りたい脂質の種類

体に良い脂質として積極的に摂りたいのは、不飽和脂肪酸です。

なぜなら、不飽和脂肪酸は血液をサラサラにし、生活習慣病の予防に役立つからです。

特にオメガ3脂肪酸は、青魚やえごま油、亜麻仁油などに含まれており、炎症を抑える働きがあります。
また、オリーブオイルに豊富なオメガ9脂肪酸は、悪玉コレステロールを減らしながら善玉コレステロールを維持する効果があるのです。

さらに、ナッツ類に含まれる不飽和脂肪酸は、美肌効果やアンチエイジング効果も期待できます。

このような良質な脂質を日常的に取り入れていくことが大切です!

バランスの考え方

脂質は、種類のバランスを意識して摂ることが重要になります。

というのは、どんなに体に良い脂質でも、偏って摂取すると健康効果が得られにくいからです。

理想的なバランスは、飽和脂肪酸:一価不飽和脂肪酸:多価不飽和脂肪酸が3:4:3の割合と言われています。
また、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸の比率は、4:1程度が望ましいでしょう。

ただし、現代人の食生活ではオメガ6が過剰になりがちです。

したがって、意識的にオメガ3を多く含む食品を取り入れてみることをオススメします!

摂りすぎになりやすい食事パターン

続いて、知らず知らずのうちに脂質を摂りすぎてしまう食事パターンを取り上げていきます。

日常的な食習慣の中に、脂質過多の落とし穴が潜んでいることがあります。
注意すべきポイントを確認していきましょう。

揚げ物・加工食品の落とし穴

揚げ物や加工食品には、予想以上に多くの脂質が含まれています

なぜなら、これらの食品は調理や製造の過程で大量の油を使用するからです。

例えば、とんかつ1枚には約20g、ポテトフライ1人前には約15gもの脂質が含まれています。
また、ソーセージやハム、スナック菓子などの加工食品も、質の悪い脂質が多く使われているケースが少なくありません。

さらに、これらの食品を頻繁に食べる習慣があると、あっという間に脂質過多になってしまうでしょう。

週に2〜3回程度に抑え、量も控えめにすることが大切です!

外食で脂質が増える理由

外食では、家庭料理よりも脂質が多くなりがちです。

というのは、レストランでは味を良くするために、バターや油を惜しみなく使うからです。

実際、パスタやチャーハン、炒め物などは、見た目以上に油が使われていることが多いです。
また、ドレッシングやソースにも脂質が多く含まれているため、サラダを食べても脂質摂取量は意外と高くなります。

したがって、外食する際はメニュー選びに気をつける必要があるでしょう。

蒸し料理や焼き料理など、油を控えめにした調理法のものを選んでみてください!

間食・スナックの影響

間食やスナック菓子は、手軽さゆえに脂質の摂りすぎを招きやすい食品です。

なぜなら、クッキーやポテトチップス、チョコレートなどには、トランス脂肪酸や飽和脂肪酸が多く含まれているからです。

例えば、ポテトチップス1袋には約35g、チョコレート菓子1箱には約20gもの脂質が含まれています。
これを毎日食べる習慣があると、1日の脂質摂取量が大幅に増えてしまうのです。

また、間食は食事以外の時間に摂るため、総カロリーも増えやすくなります。

どうしても間食したいときは、ナッツやドライフルーツなど、良質な脂質を含むものを選んでみることをオススメします!

積極的に取り入れたい良質な脂質

ここからは、健康のために積極的に摂りたい良質な脂質についてお伝えしていきます。

体に良い脂質を日常的に取り入れることで、健康状態の改善が期待できます。
具体的な食品と活用法を見ていきましょう。

魚・ナッツ・植物油の活用法

良質な脂質の代表格は、青魚、ナッツ類、植物油です。

というのは、これらにはオメガ3脂肪酸やオメガ9脂肪酸が豊富に含まれているからです。

青魚は週に2〜3回食べることで、心臓病や脳卒中のリスクを下げる効果が期待できます。
また、ナッツ類は1日に片手一杯程度を間食として取り入れれば、満腹感も得られて食べ過ぎ防止にもなるでしょう。

さらに、オリーブオイルやえごま油は、サラダのドレッシングや料理の仕上げに使うと効果的です。

ただし、加熱に弱い油もあるため、用途に合わせて使い分けることが大切です!

日常に取り入れやすい食品例

良質な脂質を含む食品は、意外と身近なものが多いです。

なぜなら、スーパーで手軽に買える食材の中にも、優れた脂質源がたくさんあるからです。

例えば、サバやサンマなどの青魚、アーモンドやくるみなどのナッツ類、アボカド、オリーブ、納豆などが挙げられます。
また、卵や豆腐も適度な脂質を含み、他の栄養素とバランスよく摂取できる優秀な食品です。

これらを毎日の食事に少しずつ取り入れるだけで、脂質の質が大きく改善されるでしょう。

特別な食材を用意する必要はなく、今日から始められるのが魅力です!

適量の目安

良質な脂質でも、摂りすぎには注意が必要になります。

というのは、脂質は高カロリーなため、過剰摂取は肥満の原因になるからです。

1日の脂質摂取量の目安は、総カロリーの20〜30%程度とされています。
具体的には、成人で1日あたり50〜70g程度が適量でしょう。

また、良質な植物油でも大さじ1杯で約12gの脂質を含むため、料理に使う量は控えめにすることが大切です。

ナッツ類も1日に25〜30g(片手一杯程度)を目安にして、食べ過ぎないように気をつけてみてください!

今日からできる脂質改善の実践ポイント

さらに、すぐに実践できる脂質改善のための具体的なポイントをご紹介していきます。

日常生活の中で少し意識を変えるだけで、脂質の質は大きく改善できます。
それぞれのコツを見ていきましょう。

調理法を変えるだけで減らせる工夫

調理法を工夫すれば、使う油の量を大幅に減らせます

なぜなら、揚げる・炒めるといった調理法に比べ、蒸す・茹でる・焼くといった方法は油をほとんど使わないからです。

例えば、から揚げをオーブン焼きにするだけで、脂質を半分以下に抑えられます。
また、炒め物をする際もフライパンにクッキングシートを敷けば、油の使用量を減らせるでしょう。

さらに、魚は煮るより焼く方が余分な脂を落とせて、カロリーダウンにもつながります。

このように、同じ食材でも調理法を変えるだけで脂質コントロールができます!

油の選び方と使い方

料理に使う油は、種類と使い方を見直すことが重要です。

というのは、油の種類によって含まれる脂肪酸の組成が異なり、健康への影響も変わってくるからです。

炒め物や揚げ物には、加熱に強いオリーブオイルや米油を使うとよいでしょう。
一方、えごま油や亜麻仁油は加熱に弱いため、サラダやマリネなど非加熱の料理に向いています。

また、使う量は最小限に抑え、スプレータイプの容器を使うと必要な量だけ吹きかけられて便利です。

油の種類と特性を理解して、適切に使い分けてみることをオススメします!

続けやすくするコツ

脂質改善を長く続けるには、無理のない範囲で取り組むことが大切になります。

なぜなら、厳しすぎるルールはストレスを生み、かえって挫折の原因になるからです。

まずは週に2〜3日、揚げ物を控えめにすることから始めてみましょう。
また、完全に好きな食べ物を我慢するのではなく、食べる頻度や量を調整するという柔軟な考え方も大切です。

さらに、良質な脂質を含む食品を楽しみながら取り入れることで、満足感も得られるでしょう。

小さな変化を積み重ねていくことが、長期的な健康維持につながります!

外食・コンビニでの脂質コントロール法

最後に、外食やコンビニを利用する際の脂質コントロール法をお伝えしていきます。

忙しい現代人にとって、外食やコンビニは避けられない場面も多いはずです。
そんなときでも実践できる工夫を見ていきましょう。

メニュー選びのポイント

外食時のメニュー選びでは、調理法に注目することが重要です。

というのは、同じ食材でも調理法によって脂質の量が大きく変わるからです。

例えば、焼き魚定食や刺身定食は脂質が控えめですが、天ぷら定食やカツ定食は脂質が多くなります。
また、パスタならクリーム系よりトマト系、丼物なら天丼より海鮮丼を選ぶとよいでしょう。

さらに、サイドメニューでサラダを追加する際は、ドレッシングを別添えにしてもらうことをオススメします。

このように、メニュー選びを意識するだけで脂質摂取量をコントロールできます!

避けたい組み合わせ

外食やコンビニでは、脂質が重なる組み合わせを避ける必要があります。

なぜなら、脂質の多い食品を組み合わせると、あっという間に1日の摂取目安を超えてしまうからです。

例えば、ハンバーガーとポテトフライの組み合わせや、カツカレーにコロッケを追加するといった選び方は要注意です。
また、コンビニで唐揚げ弁当を選んだら、デザートは揚げドーナツではなくヨーグルトにするなど、バランスを考えましょう。

さらに、飲み物も脂質を含むカフェラテより、ブラックコーヒーやお茶を選ぶ方が賢明です。

全体のバランスを見ながら、組み合わせを工夫してみてください!

忙しい人向け対策

時間がない人でも、簡単にできる脂質コントロールがあります。

というのは、ちょっとした工夫で脂質の摂取量を減らせる方法がたくさんあるからです。

コンビニでお弁当を選ぶときは、揚げ物が入っていないものや、野菜が多めのものを選んでみましょう。
また、サンドイッチなら、カツサンドよりツナサンドやハムサンド、さらに言えばサラダチキンサンドがおすすめです。

さらに、おにぎりと一緒にサラダや豆腐を追加すれば、栄養バランスも整います。

選択の瞬間に少し意識するだけで、忙しくても脂質改善は十分可能です!

まとめ

脂質は体に必要不可欠な栄養素ですが、単純に減らすのではなく「質を選び直す」ことが健康改善の鍵になります。

トランス脂肪酸や過剰な飽和脂肪酸は控えめにし、青魚やナッツ、良質な植物油に含まれる不飽和脂肪酸を積極的に摂りましょう。
揚げ物や加工食品、外食では脂質が多くなりがちなので、調理法やメニュー選びを工夫することが大切です。

また、日常的に取り入れやすい食品を活用し、調理法を見直すだけでも大きな改善が期待できます。

完璧を目指さず、できることから少しずつ始めて、長く続けられる習慣を作っていくことが重要です。

今日から脂質の質を意識して、健康的な体を手に入れてみてください!

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