「朝起きたら盛大な寝癖がついていて、直すのに時間がかかってしまう……」——そんな経験がある方は多いのではないでしょうか。
特にロングヘアは、乾かし残しや寝方のクセによって、寝癖がつきやすくなってしまう傾向があります。
この記事では、ロングヘアに寝癖がつく原因から、寝る前の正しいケア方法、寝るときのまとめ方や寝具の工夫まで、まとめてご紹介していきます。
あわせて、朝の寝癖を簡単に直す方法や、寝癖対策に役立つアイテムの選び方についても取り上げていくので、毎朝の寝癖に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください!
ロングヘアに寝癖がつく原因とは?濡れた髪・寝汗・摩擦をチェック
ロングヘアに寝癖がつく原因とは、髪の乾き残りや寝ている間の摩擦など、いくつかの要素が重なって起こるもののことです。
ここから、代表的な原因を確認していきます。
半乾きの髪で寝ると寝癖がつきやすくなる理由
半乾きの髪で寝てしまうと、寝癖が非常につきやすくなります。
髪が濡れている状態は、水素結合という結びつきがゆるんでおり、外からの力で形が変わりやすい状態です。
この状態のまま枕などに押しつけられると、そのままの形で乾いてしまい、寝癖として定着してしまいます。
寝る前にしっかり乾かしておくことが、寝癖対策の基本といえます。
寝汗で髪が湿ることも寝癖の原因になる
就寝前にしっかり乾かしていても、寝汗によって髪が湿ってしまうことがあります。
特に気温や湿度が高い時期は、寝ている間にかいた汗が髪や頭皮に伝わり、半乾きのような状態を作り出してしまうことがあるからです。
寝室の温度や湿度を調整することも、寝癖予防の一環として意識してみてください。
枕や寝具との摩擦でロングヘアが乱れることもある
枕や寝具との摩擦も、ロングヘアが乱れる原因のひとつです。
寝返りを打つたびに髪が枕にこすれることで、キューティクルが乱れたり、髪の流れがバラバラになったりしてしまいます。
摩擦を減らす工夫をすることで、寝癖のつきにくさにもつながっていきます。
ロングヘアは内側や襟足の乾かし残しに注意する
ロングヘアの場合、内側や襟足部分の乾かし残しには特に注意が必要です。
髪の量が多く重なりも大きいため、表面が乾いているように見えても、内側や襟足には水分が残っていることが少なくありません。
見た目だけで判断せず、内側までしっかり確認することが大切です。
寝癖をつけないための夜のヘアケア|ロングヘアを正しく乾かす方法
続いて、寝癖をつけないための夜のヘアケアについて、ロングヘアの正しい乾かし方を中心にお伝えしていきます。
乾かし方を見直すだけで、翌朝の髪の状態は大きく変わってきます!
寝る前にタオルドライで髪の水分をしっかり減らす
寝る前は、タオルドライで髪の水分をできるだけ減らしておくことが大切です。
タオルの段階で水分を減らしておくことで、ドライヤーで乾かす時間そのものを短縮できるからです。
吸水性の高いタオルで髪を包み込み、根元から毛先まで優しく押さえるようにして水分を吸い取っていきます。
このひと手間が、しっかり乾かすための土台になります。
ロングヘアは根元・髪の内側・襟足から乾かす
ロングヘアを乾かすときは、根元や髪の内側、襟足から先に乾かしていくことをおすすめします。
これらの部分は特に水分が残りやすく、乾かし残しが寝癖の原因になりやすいからです。
髪を上下や左右に分けながら、手グシで持ち上げるようにして、根元と内側にしっかり風を通していきます。
襟足部分は特に見落としやすいため、意識して乾かしてみてください。
乾きにくい部分を先に攻略しておくことが、寝癖予防の近道になります。
髪の形を整えながら中間から毛先まで乾かす
根元や内側がある程度乾いたら、髪の形を整えながら中間から毛先まで乾かしていきます。
髪の流れに沿って風を当てることで、キューティクルが整い、まとまりのある仕上がりになるからです。
上から下に向かって風を当てたり、軽くとかしながら乾かしたりすると、寝癖がつきにくいだけでなく、見た目もきれいに仕上がります。
仕上げの工程まで丁寧に行うことが、翌朝の髪の状態を左右します。
最後に冷風を当てて髪を落ち着かせる
乾かし終わったら、最後に冷風を当てて髪を落ち着かせてみてください。
冷風によってキューティクルが引き締まり、髪の形が安定しやすくなるからです。
全体に冷風を当てたあと、特に広がりやすい部分やうねりやすい部分には、もう少し長めに当てておくと効果的です。
この仕上げが、寝ている間の髪の乱れにくさにもつながっていきます。
髪を乾かした直後ではなく十分に冷ましてから寝る
髪を乾かした直後ではなく、十分に冷ましてから寝るようにしてみてください。
乾かしたばかりの髪は熱を持っており、熱いうちに枕へ押しつけられると、形が固定されやすくなってしまうからです。
乾かし終えたあと、少し時間を置いてから布団に入るようにするだけでも、寝癖のつきやすさは変わってきます。
乾かすタイミングだけでなく、その後の過ごし方にも気を配ってみてください。
「しっかり乾かす」だけでなく、根元から毛先へ、そして髪の量が多くなりやすい襟足まで乾いているかを具体的に確認することが、ロングヘアの寝癖対策では特に重要なポイントです。
ロングヘアはどう寝る?寝癖を防ぐ髪のまとめ方と寝具の工夫
ここからは、ロングヘアの方に向けて、寝るときの髪のまとめ方や寝具の工夫についてお伝えしていきます。
寝ている間の環境を整えることも、寝癖予防には欠かせません。
髪を下ろしたまま寝るなら枕の下に髪を挟まない
髪を下ろしたまま寝る場合は、枕の下に髪を挟み込まないよう注意してみてください。
髪が枕の下敷きになると、長時間圧迫され続けることになり、寝癖がつきやすくなってしまうからです。
寝返りを打つ前に、髪の位置を軽く整えておくだけでも、圧迫される範囲を減らすことができます。
些細な工夫ですが、翌朝の髪の状態には意外と差が出てきます。
ロングヘアはゆるくまとめて寝る方法もある
ロングヘアの方は、髪をゆるくまとめて寝るという方法もあります。
髪をまとめておくことで、寝返りのたびに髪全体が動いてしまうのを防ぎ、絡まりや乱れを抑えられるからです。
シュシュなど髪に負担がかかりにくいアイテムで、頭の上のほうにゆるく結んでおくと、寝癖もつきにくくなります。
下ろして寝るか、まとめて寝るかは、自分の髪質や量に合わせて選んでみてください。
結び跡をつけないためにきついゴムは避ける
髪をまとめて寝る場合は、きついゴムを避けることも意識してみてください。
強く締め付けたまま長時間過ごすと、結び目の部分に跡がついてしまい、朝のスタイリングがかえって大変になるからです。
シュシュや布製のヘアバンドなど、髪への負担が少ないアイテムを選び、緩めに結んでおくようにしてみてください。
結び方ひとつで、翌朝の手間は大きく変わってきます。
寝返りによる髪の摩擦を減らす枕カバーを選ぶ
寝返りによる髪の摩擦を減らすには、枕カバーの素材選びも重要なポイントです。
綿素材のカバーは摩擦が起きやすく、髪の乱れやパサつきにつながることがあるからです。
シルクやサテンなど、表面がなめらかな素材の枕カバーを使うと、寝返りの際の摩擦を軽減できます。
枕カバーを見直すだけでも、寝癖や髪の乱れを抑えやすくなります。
髪が長い人は寝るときの髪の位置も意識する
髪が長い方は、寝るときの髪の位置も意識してみてください。
首の下や肩の下に髪が入り込んだ状態で寝てしまうと、圧迫される時間が長くなり、寝癖の原因になりやすいからです。
仰向けで寝る場合は、髪を頭の上のほうに流しておくなど、体の下に入り込まないよう工夫してみてください。
寝る姿勢と合わせて、髪の位置にも気を配ってみてください。
ナイトキャップやヘアオイルは有効?寝癖対策に役立つアイテムの選び方
ここからは、ナイトキャップやヘアオイルなど、寝癖対策に役立つアイテムの選び方についてお伝えしていきます。
アイテムを上手に取り入れることで、寝癖予防はさらにしやすくなります。
ナイトキャップは寝具との摩擦を減らしたい人に向いている
ナイトキャップは、寝具との摩擦をできるだけ減らしたい方に向いているアイテムです。
髪全体を覆うことで、枕やシーツに髪が直接こすれる機会を減らせるからです。
シルクやサテン素材のナイトキャップは特に摩擦が少なく、髪への負担を抑えながら使えます。
摩擦によるダメージや乱れが気になる方は、取り入れを検討してみてください。
ロングヘアをナイトキャップに入れる正しい方法
ロングヘアの方がナイトキャップを使う場合は、髪の入れ方にも工夫が必要です。
髪を無理に押し込んでしまうと、根元に負担がかかったり、キャップ自体がずれやすくなったりするからです。
髪をゆるく一つにまとめてからキャップに収めると、圧迫を抑えながら、寝ている間もずれにくくなります。
入れ方を工夫するだけで、翌朝の髪のまとまりにも差が出てきます。
ナイトキャップは髪を完全に乾かしてから使う
ナイトキャップを使うときは、髪を完全に乾かしてから着用するようにしてください。
濡れたままキャップをかぶってしまうと、内部が蒸れた状態になり、髪が乾きにくくなるだけでなく、頭皮環境にもよくないからです。
しっかり乾かし、冷風で仕上げてから、ナイトキャップをかぶるという順番を守ってみてください。
乾かすことを優先したうえで、アイテムを活用することが大切です。
ヘアオイルや洗い流さないトリートメントは毛先を中心に使う
ヘアオイルや洗い流さないトリートメントは、毛先を中心になじませて使うようにしてみてください。
根元近くにつけすぎると、髪がぺたんとした印象になったり、べたつきの原因になったりすることがあるからです。
手のひらに少量を伸ばし、毛先からもみ込むようになじませたあとで乾かすと、まとまりやすい髪に整いやすくなります。
適量とつける位置を意識することが、寝癖予防にもつながっていきます。
寝癖対策アイテムを使うときも「乾かすこと」を優先する
ナイトキャップやヘアオイルなどのアイテムを使うときも、まずは「しっかり乾かすこと」を優先してみてください。
どんなアイテムも、髪が半乾きの状態では十分な効果を発揮しにくいからです。
アイテムはあくまで、乾かしたあとの状態を保つための補助として活用するイメージで取り入れてみてください。
乾かすことを土台にしたうえで、アイテムを上手に組み合わせていくことがポイントです。
ナイトキャップは「かぶれば寝癖が絶対につかなくなる」というものではなく、あくまで摩擦を抑え、髪を乱れにくくするためのアイテムとして取り入れるのが現実的です。
ロングヘアの場合は、髪をきつく縛らず、余裕のあるサイズを選ぶこともあわせて意識してみてください。
朝の寝癖を簡単に直す方法|ロングヘアのハネ・うねりを整えるコツ
ここからは、朝の寝癖を簡単に直す方法について、ロングヘアのハネやうねりを整えるコツを中心にお伝えしていきます。
毛先だけでなく寝癖がついた根元から濡らす
寝癖を直すときは、毛先だけでなく、寝癖がついた根元からしっかり濡らすことが大切です。
寝癖の多くは根元の毛流れが崩れることで起きているため、毛先だけ濡らしても形が変わりにくいからです。
霧吹きやシャワーを使い、寝癖が気になる部分の根元まで、水またはぬるま湯でしっかり濡らしてみてください。
根元まで濡らすというひと手間が、寝癖直しの効果を大きく左右します。
頑固な寝癖には寝癖直しウォーターや水分を使う
頑固な寝癖には、寝癖直しウォーターなどのアイテムを活用するのもおすすめです。
保湿成分などが配合されている製品も多く、髪をしっとりさせながら形を整えやすくしてくれるからです。
気になる部分に軽くスプレーし、指やコームで毛流れを整えてから、ドライヤーで乾かしていきます。
水だけでなおりにくい場合は、専用アイテムに頼ってみるのもひとつの方法です。
根元の毛流れを整えてからドライヤーを当てる
髪を濡らしたあとは、根元の毛流れを整えてからドライヤーを当てていきます。
濡れている段階で毛流れを整えておくことで、乾かしたときにその形が定着しやすくなるからです。
手グシやコームを使い、寝癖と逆方向、または整えたい流れに沿って髪をとかしながら、根元に温風を当てていきます。
乾かす前の毛流れ調整が、仕上がりの美しさを左右します。
毛先のハネは髪の流れに沿って乾かして整える
毛先のハネが気になる場合は、髪の流れに沿ってドライヤーを当てながら整えていきます。
流れに逆らって乾かしてしまうと、かえってハネや広がりが強調されやすくなるからです。
毛先を軽く手で押さえながら、上から下に向かって風を当てると、ハネが落ち着きやすくなります。
流れを意識するだけで、仕上がりの印象は大きく変わってきます。
時間がない朝は寝癖の強い部分から優先して直す
時間がない朝は、寝癖が特に強く出ている部分から優先して直すようにしてみてください。
全体を一律に直そうとすると時間がかかり、結果的に一番気になる部分が中途半端になってしまうことがあるからです。
鏡で全体を確認し、目立つ部分から濡らして整え、余裕があれば全体のバランスを調整していきます。
優先順位をつけて対応することが、忙しい朝の時短にもつながります。
寝癖を防ぎながら髪をきれいに保つには?髪質別のケアとNG習慣
ここからは、寝癖を防ぎながら髪をきれいに保つために知っておきたい、髪質別のケアとNG習慣についてお伝えしていきます。
毛量が多いロングヘアは髪の内側まで風を通す
毛量が多いロングヘアの方は、髪の内側までしっかり風を通すことを意識してみてください。
髪が重なり合っていると、内側に水分が残りやすく、乾いたように見えても実は生乾き、ということが起こりやすいからです。
髪を持ち上げながら、根元と内側を中心に風を送っていくと、乾かしムラを防ぎやすくなります。
内側まで意識して乾かすことが、寝癖のつきにくさに直結します。
くせ毛・広がりやすい髪は乾かす方向を意識する
くせ毛や広がりやすい髪の方は、風を当てる方向を意識することが大切です。
上から下に向かって風を当てることで、キューティクルの流れに沿い、まとまりやすい状態になるからです。
逆に下から上に風を当ててしまうと、広がりやうねりが強調されやすくなるため、注意してみてください。
方向を意識するだけで、寝癖のつきやすさや広がりの出方が変わってきます。
細く柔らかい髪は根元をつぶさないように乾かす
細く柔らかい髪の方は、根元をつぶさないように乾かすことを意識してみてください。
根元がぺたんとつぶれた状態で乾いてしまうと、ボリュームが出にくくなり、寝癖もつきやすくなるからです。
根元を指で軽く持ち上げながら、下から風を送るようにして乾かすと、ふんわりとした仕上がりになります。
乾かし方ひとつで、ボリューム感と寝癖のつきにくさの両方に差が出てきます。
半乾きのまま寝る・高温で乾かし続けるなどのNG習慣を避ける
半乾きのまま寝てしまうことや、高温の風を当て続けることは、避けたいNG習慣です。
どちらも髪や頭皮への負担が大きく、寝癖だけでなく髪のダメージにもつながってしまうからです。
乾かす前に時間を確保しておく、温度を適切に調整するなど、日々の習慣を少しずつ見直してみてください。
NG習慣を避けることが、寝癖予防と美髪キープの両方につながります。
寝癖を完全にゼロにするより「つきにくい状態」を作る
寝癖を完全にゼロにしようとするよりも、「つきにくい状態」を作ることを目指してみてください。
寝相や体質によって、どうしても多少の寝癖がついてしまうことはあるため、完璧を求めすぎるとかえって負担になってしまうからです。
しっかり乾かす、摩擦を減らす、寝る位置を工夫するなど、できることを積み重ねていくことで、寝癖の程度は着実に軽くなっていきます。
完璧を目指すより、日々のケアを続けることを大切にしてみてください。
まとめ
ここまで、ロングヘアに寝癖がつく原因や、寝る前の正しいヘアケア、寝るときのまとめ方や寝具の工夫、朝の寝癖の直し方、そして髪質別のケアとNG習慣についてお伝えしてきました。
寝癖がつきやすい原因の多くは、髪の乾かし残しや摩擦、寝るときの姿勢にあります。
根元や内側、襟足までしっかり乾かし、寝るときの環境を少し工夫するだけでも、翌朝の髪の状態は大きく変わってくるはずです。
まずは、今日からできそうなケアをひとつずつ取り入れてみてください。
無理なく続けられる方法を見つけることが、寝癖に悩まされないきれいな髪への近道になります!
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